7月27日に2年ぶりの高校生議会が開催され、盛岡市立高校の有志16人が4つの委員会に分かれ、それぞれ政策提言をして頂きました。
コロナ禍のため、高校生の人数も例年の半分以下、議員も14人だけが議場等に臨席し、残りの議員は会派室にてタブレットで中継を見るのみでした。
「住み続けたくなるまち盛岡市を目指して」をテーマに「食品ロスの解決策」「高齢者と若者への支援策」「ヘルスツーリズム推進策」「再生可能エネルギー推進策」の4つを委員会ごとに、高校生自身が議員と意見交換しながら提言をまとめました。
その様子をタブレットで見ていて、マイク性能が悪くて声が聞こえにくかったのは残念でしたが、自分の意見をしっかりと述べている姿には感銘を受けました。全てを終えて帰途につく高校生たちの表情は誇らしく達成感に満ち溢れているように感じました。
少し前になりますが、7月11日に飯岡農業構造改善センターにて、盛岡一高の生徒たちによる「学用品リサイクルin飯岡」が開催され、その駐車場では市内高校の有志と認知症の方々による「注文をまちがえるカフェ」がオープンし、そばではコロナ差別や誹謗中傷をなくすための「シトラスリボン運動」もやっていました。
ここで出会った高校生たちも、自分の言動が何か社会を良くしていく一歩になればと、真心こめて取り組んでおり、胸が打たれました。
高校生の可能性は無限大であり、それを更に伸ばせるかは我々にかかっており責任重大だと感じました。
2021年08月03日