活動報告

秋の収穫

金色の稲穂が一面に広がる季節。あちらこちらとコンバインが一気に収穫。涼風に乗って稲刈りの香りが一瞬鼻をかすめます。
議会では一年を総括する決算審議の時期。昨年の令和元年度はコロナ禍の影響は小さく、多くの事業が実施され、実りの多い年だったと言えます。
平成から令和に変わり、全国統一地方選挙があり、消費税の引き上げと保育料無償化がなされ、小中学校の教室にエアコンが取り付けられる等、大きな動きがあったせいか歳入歳出は過去一番の金額となりました。おそらく今年の令和2年度は、コロナ禍の影響を受け、経済対策や医療対策で更に大きい金額が動くのではと思われます。
さて、決算で話題になるのが、財政指標の一つ「経常収支比率」についてです。家計での「エンゲル係数」とよく似ていて、この数値が高いと臨時的に使える財源が少なく、弾力性を失うことになりますが、盛岡は96%で仙台98%に次いで東北で2番目に高いです。平均は約91%です。
高い理由ですが、扶助費といわれる教育福祉関係の事業が多いからと言われてます。盛岡市が最も力を入れている分野のため、なかなか減らせない状況ですが、事業縮小やコスト削減の一層の努力が必要となっています。
なお、今回の議場での私からの質問は「台湾花蓮市との友好都市提携1周年記念」「都南つどいの森の木製遊具設置」「教師用タブレット端末による効果や可能性」についてでした。前向きな回答が多く、大きな収穫だったと思っています。
コロナ禍に負けずに盛岡市が更なる大きな実りをあげていくように、日々の一粒の種を大切にして精進していきます。

追伸、「新しい生活様式」に基づく盛岡市地域活動事例集 は個人の活動においても大変参考になりますよ。市のホームページに載っています。
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2020年09月21日