つい先週、希望郷いわて国体が終わり、これから希望郷いわて大会が始まります。今まさに岩手県全体がスポーツの祭典で盛り上がっていますが、国体と共にいつも話題に出てくるのは台風10号被災地のことです。
多くの支援が集まってはいますが、なかなか遅々として進まない状況のようです。盛岡市でもボランティア支援ということで送迎バスを運行しています。他にも廃棄物処理で受入れ支援をしたり、市の給水車による応急給水活動を実施するなどしていました。これからも様々な形で支援が続くと思われます。一刻も早い復旧を願うものです。
さて、本題の国体についてですが、特にも印象深い出来事は、天皇皇后両陛下の特別奉迎でした。10月2日の盛岡タカヤアリーナにて体操競技会御覧の実施にあたり、1階ロビー内で奉迎をしました。
外ではたくさんの市民が朝から待っていて、両陛下のお車が見えるや否や大歓声が上がり、下車された時には「陛下~!」「美智子さま~!」とコールの嵐。すぐに中に入られると思いきや、ずっと長く外で手を振っておられました。そのうちに「陛下~!美智子さま~!」の大合唱。中にいた私も胸が一杯になりウルッとしてしまい、両陛下が中に入って来られた時、よく見られずに一瞬にして時は過ぎました。
ただ、本当に有難い事だと思いました。その言葉しかありません。
多くの皆さんも国体を通して何らかの関わりを持ち、ご苦労もあったと思いますが、恩恵もあったことでしょう。希望郷いわて国体に感謝です。
2016年10月17日