2月22日から3月25日まで3月定例会です。メインは令和3年度一般会計予算で、史上最高額1,188億円の中身が審議されます。
今回の予算増額の理由は、新型コロナ対策もありますが、盛岡南公園野球場や盛岡バスセンター等の整備事業も大きく、さらに社会保障関係も毎年増額しているためです。一方、市税収入は大幅に減収することから、国からの地方交付税や臨時財政対策債等で補い、今まで貯めてきた財政調整基金も取り崩すことになります。
大きなテーマは「地域経済の活性化」と「新型コロナ対策」の両立(バランス)です。
また、コロナ禍を機にデジタル化は加速していくことになりそうです。特に教育現場では一人一台の情報端末機器(タブレットなど)が配置され、授業の中で積極的に活用されるようになります。
2月1日に飯岡小学校へICT活用特別委員会として視察に行きましたが、児童がタブレットを使いこなしている姿に驚きました。我々も試しにやってみましたが、なかなか難しかったです。ただ、将来は間違いなく世界が舞台になる子ども達にはとても重要な内容だと感じました。
一方、ご年配の方々にはデジタルとアナログの両方の選択肢があることが、多様性のある豊かな社会としてのあるべき姿といえることから、「温故知新」でアナログの良さも認めつつ、バランスのとれた持続可能な発展を目指し、盛岡の新しいまちづくりを進めていかなければと感じます。
2021年02月28日