令和2年も残すところ約3週間。大震災でも時代の大転換を感じましたが、今年のコロナ禍はそれ以上だと感じます。この最も大変な時代こそ、政治力が試されると言えます。12月定例会においては、様々な諸問題について質問をさせて頂きます。
1.コロナ禍での避難所運営について(トイレ・キッチン・ベッドを2日以内に設置する「TKB48体制」など)
2.低迷しつつある図書館利用促進について(コロナ禍で増加の「電子書籍導入」や「雑誌スポンサー制度」など)
3.コロナ禍だからこその教育の在り方について(「学校行事」での創意工夫や「教育振興運動」での地域連携など)
4.担い手不足の解消に向けた農業振興について(コロナ禍の田園回帰に乗じた「お試し移住体験」や「就農定住支援」など)
以上の4項目について12月14日午前10時から質問します。議会場内での傍聴はできる限り遠慮頂いており、ネット配信でご覧頂ければ有難いです。
なお、今回の補正予算は約2億2,000万円となり、ほとんどはコロナ対策関連ですが、仁王小学校での倒木を受け緊急点検し危険と判断される小中学校の樹木約40本が伐採(約1,100万円)されるほか、7月末の大雨災害の時に湯沢川の護岸が崩れたことから復旧工事(約550万円)が行われるために補正予算が組まれました。
ところで、11月26日にIT系のベンチャー企業「ライツ」と盛岡市と立地協定書調印式を行いました。全国にいる社員85名を率いる乙部社長は盛岡出身で、「地域で人が減るからダメになるではなく、地域で人があきらめてしまうからダメになる。」とのこと。地域の拠点となり、灯となるという乙部社長の起業家精神は、今の私たちに必要な心構えではと思いました。
2020年12月07日