令和7年度の予算を決める3月定例会が2月20日から3月26日までの35日間で開催されました。予算額は史上2番目の規模となる1,242億円であり、入るお金は、自主財源の市税や国からの地方交付税などが増加する見通しで、出るお金は、生活扶助などの扶助費や市の借入金返済となる公債費などが増加しており、結果として、より一層厳しい財政状況となります。
その中でも注目の事業は、盛岡市ビクトリア市姉妹都市40周年記念の交流イベント、つなぎでつなぐ盛岡さんさ踊り、小中学校の特別教室へのエアコン設置、公共交通不便地域における交通の試験運行、動物愛護管理センター整備の基本設計、新給食センター整備の可能性調査、食と農のバリューアップ推進事業の拡充などです。
予算審議は夜遅く10時までかかる時もありました。どのような事業なのか、どのような効果があるのか、どこに課題があって、どうすればいいのかなど、多くの議員から積極的に質問意見が出てきました。令和7年度が盛岡市にとって大きな発展の年になることを願うものです。
さて、東日本大震災から14年となりますが、大船渡市の大規模な林野火災に対して心が痛みます。一日も早い復旧復興を祈っております。なお、多くの消防関係の皆さんに心から敬意を表します。本当に有難うございます。
2025年03月27日